AIまじワカランけども(2)利用時の注意点を知ってみる

投稿者: | 2025年5月30日

AIは便利、どんどん使って活用していこう。他にはどんな使い方があるのだろう?
そう思うかもしれませんが慌ててはいけません。
車を運転するのに交通ルールを、SNSを使うのにITリテラシーを身に着ける必要がります。
AIを利用する際にも必要最低限の知識を身に着けることでより安全に利用することができます。

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もくじ

  • 使い方次第ではキケン
  • 関連キーワード
  • 最終判断はヒト
  • さらに使い込む

使い方次第ではキケン

AIは便利ですが使い方次第ではキケンな場合もあります、次のようにな使い方や使われ方に注意を払うべきでしょう。

  • 個人情報、機密情報の入力

データ分析などでAIに顧客情報や個人情報などを入力したくなるかもしれません。しかしそのデータはAIサービス提供側で保存されたり学習されたりするかもしれません。情報漏洩等のリスクにさらされる危険性があります。

  • AIの回答をうのみにする

AIは先生のように友人や家族のように、 知識を教えてくれたり、悩みごとの相談に乗ってくれたりします。しかしあくまで情報の正確性、判断の正確性に責任はとれません。実際の人間や公式サイトの情報など必要に応じて参照するようにしましょう。ハルシネーションに注意しましょう。

  • なりすましに悪用する

AI登場前は非常に困難だった「音声」や「映像」の生成も比較的容易に可能となりました。犯罪者がなりすましに悪用する場合があります。自分が騙されたり、ニュースで扱われて世間までも騙される危険性があります。ディープフェイクに注意しましょう。

  • 学習を放棄してAIまかせにする

身近な危険性として「学習の放棄」がありえます。学校の宿題などをAIにまかせてしまってその場の課題はクリアできてしまう場合もあるでしょう。自分自身で調べ理解して身に着けるべき知識をAIまかせで解決することで知識として定着しない場合もあるでしょう。

関連キーワード

AI関連の話題を理解するために知っておくとよいキーワードを紹介します。

■ ハルシネーション(Hallucination)

AIが自信ありげに「もっともらしいウソ」を話してしまう現象です。たとえば、存在しない本のタイトルや偽の統計データを事実のように答えることがあります。これはAIが情報を「記憶」しているのではなく、大量の言語データから「言葉のつながり」を予測して回答しているために起こります。AIの回答をそのまま鵜呑みにせず、確認が必要な理由のひとつです。


■ ディープフェイク(Deepfake)

ディープラーニング技術を使って、実在の人物の顔・声・動きなどを非常にリアルに合成する技術です。たとえば、有名人の顔を他人の体に合成した動画や、本人が話していない言葉を言っているように見せる音声合成などが作れます。エンタメや教育など良い使い方もありますが、フェイクニュースや詐欺などへの悪用も大きな懸念となっています。


■ エコーチェンバー(Echo Chamber)

「反響室」のように、自分と似た意見だけが繰り返し届き、異なる意見が遮断される状態を指します。SNSやオンラインコミュニティでは、自分と価値観の近い人とつながりやすいため、同じような情報ばかりが流れてきて、視野が狭くなる原因になります。これにより偏見が強化されたり、極端な意見に染まりやすくなったりすることがあります。


■ フィルターバブル(Filter Bubble)

検索エンジンやSNSのアルゴリズムが、ユーザーの好みや過去の行動に合わせて情報を選んで表示することにより、「自分に都合のいい情報」ばかりが目に入るようになる状態です。たとえば、特定の政治的立場を好むと、それに合った記事ばかりが表示され、反対意見に触れにくくなることがあります。結果として、偏った考え方が強まりやすくなります。


■ シンギュラリティ(Singularity)

「技術的特異点」とも呼ばれ、人工知能(AI)が人間の知能を超えることで、社会や文明が大きく変わるとされる未来の転換点です。この時点に達すると、AIが自分自身を改良し続け、急激な技術革新が連鎖的に起きると考えられています。一部の専門家は2045年頃の到来を予測していますが、まだ議論の余地があり、倫理的・経済的な課題も多く残されています。

。。。。キーワードは私が選びましたが、説明はChatGPT 4oにお願いしました、便利ですね。

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最終判断はヒト

AIは色々な情報や画像などを生成してくれます。

ではその生成物を利用してトラブルが発生した際に「AIが生成したものだから」と許されるでしょうか。AIは責任をとれません、それを発表した人物に責任があります。

「麦わら帽子をかぶった少年海賊のイラストを描いて」と言って作成された画像を発表して利益を得たとする。それで著作権侵害を指摘されたとき、責任者は生成・発表した人間となります。

さらに使い込む

今回はごく基本的な注意点を記載しました。次はもう少し違った活用方法を探っていきたい。

カテゴリー: AI

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