ESCAPE R3 のタイヤを交換しました。
前回投稿のブレーキシュー交換と同時にタイヤも交換しました。購入から約2年、走行距離約1500km。初めてのタイヤ交換です。
タイヤの交換
WEBを参照すると、交換の目安は以下の通りらしい。
- 期間:1年
- 走行距離:3000km
- その他:溝が無くなっている、ヒビ割れがある。
あくまでも「目安」らしく、実際には走り方や保管状態でも消耗や劣化のすすみ具合が変わってくるとのこと。
私の場合は「交換目安期間を大きく超過していること」と「実感として動きが重くなったと感じていたこと」を理由に交換することにました。
いつも通る坂道で、いつも同じギアを選択していました。ある時期からいつものギアよりさらに一つ軽くしないと登れなくなりました。その時は「体調がよくないのかな?」とおもっていました。しかし、その後は体調に関わらず軽いギアでなくては登れなくなっていました。
交換パーツ
タイヤ交換の際はチューブもあわせて交換するよいそうです。チューブもタイヤと同じくゴム製なので経年劣化はさけられないとのこと。
タイヤは
- 交換前:(写真左)KENDA WEST(と書いてある、購入時からのタイヤ)
- 交換後:(写真右)パナレーサー タイヤ ツーキニスト [W/O 700x28C]
左のタイヤは溝の部分にヒビが見えます。タイヤ側面を押すと簡単にひび割れが広がる状態でした。
チューブは
- 交換前:未確認(初期装備です)
- 交換後:パナレーサー チューブ [W/O 700×27~31C/27×1 1/8]
そういえば自転車購入時に予備としてチューブも買っていました。シュワルベ(?)でしょうか、スペック未確認です。
未使用とはいえ、経年劣化がないか心配です。が、使います。
交換作業
WEBサイトや、タイヤに付属の手順書を見ながらの作業です。
タイヤの空気を抜いて、タイヤをはずします。手ではずせました。
本当は1.片側のビードをタイヤレバーを使いながらはずす、2.チューブをはずす、3.反対のビードもはずす。の手順らしいです。手で簡単にはずせたのは劣化のせいでしょうか?
うろ覚えの知識で「チューブをはめる前に空気をかるく入れておくと作業がやりやすい」とあったので試しました。下の写真は明らかに入れすぎ。
空気を抜いてやり直し、素直に手順書どおりに作業してタイヤをはめます。
最後に注意点を2つ
タイヤの回転方向
タイヤには回転方向があります。タイヤ側面の表記を確認しましょう。
※下の写真では「ROTATION⇒」となっています。
クイックレリーズによる固定
車輪をしっかりと固定する必要があります。走行中の脱輪による事故が発生しているようです。
国民生活センターからも注意喚起が発表されています。
自転車の前車輪の脱落に注意(国民生活センター)
当センターでは、最近の3年間に、クイックレリーズハブに関するテスト依頼を4件受けています。いずれの依頼内容も、走行中に突然、前車輪が脱落したために転倒し、大けがを負ったというもので、いずれもクイックレリーズハブの固定が緩い状態で走行したために前車輪の脱落が生じたと考えられました。また、3件については、購入してから一度も自身でクイックレリーズハブの操作を行ったことがないとのことでした。
クイックレリーズの場合、工具不要で締め付けを行います。回転させて締め付けて、最後の締め付けはクイックレリーズを起こします。このとき「手のひらが痛くなる」くらいに強く締め付ける必要があるそうです。走行中の脱輪、想像しただけでも恐ろしいですね。
ブレーキシューの交換はこちら⇒ESCAPE R3 ブレーキシューを交換