しいたけ栽培キットを購入しました。
そして失敗。
原因は季節や温度を考慮していなかったため。
再挑戦のため情報を整理しました。
※ざっくり結論を言うと秋くらいからの栽培が良いらしい。
キットの購入と栽培
某有名ユーチューバーの動画をみて簡単で面白そうと思いシイタケ栽培キットを購入しました。
洗って、湿らせて、あとはほとんど手間いらず。そんな想定でした。
こどもの夏休みの自由研究にもちょうど良いと思い夏休み前に購入しました。
しかし失敗。カビだらけにしてしまいました。
それもそのはず。適正な育成条件を考慮していなかったためです。
栽培に適した条件
栽培キットにはマニュアルが同梱されており、非常に丁寧な説明やQ&Aが記載されています。
適切な環境であれば数日~2週間でしいたけを収穫できます。
収穫後は休養を挟むことで3~4回繰り返して栽培、収穫できるようです。
では適切な環境とは何か。同梱のマニュアルによると、
秋、夜間の最低気温が20℃を下回るようになった頃から、
翌年春先再び20℃を上回るようになることまで
(もりのしいたけ農園栽培管理Q&A より抜粋)
とのこと。
湿度は75%以上が適切らしいのですが、これは霧吹きなどで調整可能です。
問題は気温。
菌糸の成長の条件は以下のような特性があります。
- 温度が5℃以下、30℃以上になると菌糸の成長はなくなり、25℃前後が最も活発に活動します。
- 冬期間でも、1日の間に4~5時間は20~25℃の温度で管理できるようにしてください。
- 30℃を超える温度になると著しく菌が弱ってしまい、長時間さらされると死んでしまいます。
(もりのしいたけ農園栽培管理Q&A より抜粋)
温度は空調(エアコンなど)でもコントロール可能ですが、出来ればあまり空調に頼らず栽培できると無理がないでしょう。
各都市、各期間の最低気温、最高気温を調べました。
(外部リンク 気象庁|過去の気象データ・ダウンロード より)
参考にしてください。
赤は暑すぎ、青は寒すぎ、です。目安にご利用ください。
データを調査しましたが、いずれの都市も秋から翌春にかけての栽培が適していることがわかりました。
マニュアルがうまく要約されていたことが確認できました。
次の秋には再挑戦したいと思います。