自殺島を読んだのでオススメる

投稿者: | 2018年12月22日

マンガ『自殺島』(作:森 恒二)

追い詰められ、あきらめ、そして生きることを決意する物語。

あらすじはウィキ(自殺島 – Wikipedia)に任せるとして、作品名のとおり重たい内容です。

自殺未遂者や犯罪者が島流しにあって、そこで暮らしてく話です(おおまか過ぎ)。

森恒二(もり こうじ)作品リスト

  • ホーリーランド
  • 自殺島
  • デストロイ アンド レボリューション

人類の歴史が凝縮されている

自殺島に捨てられた(?)、自殺未遂者や犯罪者がそこで生きていく。

特殊な人間たちの間で展開するストーリーがこの作品の最も面白いところ。

なのだが、その人間ドラマに負けず劣らす面白いのが「人類の歴史の凝縮」だと思う。

電気、ガス、水道がなく、警察や医療機関など当然ない、そんな島で生きてゆく。

その中でどのように人が生きてゆくか。どのように食料を確保するのか、そしてどのように争うのか。

食料の確保、人とひととの争い

食料の確保、そして食料の保存方法などが紹介される。

ワナや弓でウサギや鹿を仕留めて肉を手に入れる方法。

肉を塩漬けにする方法、燻製にする方法。

魚から魚醬(ナンプラー)を作成する方法。

さすがにそのまま実践はできないとは思うもののかなり詳細な方法が紹介されている。

また、人とひととの争いの心理描写もリアルに描かれている。

争いたくない、冷静な思考とやさしい心を持つ人であっても争わざるえない状況に追い込まれる。


人間社会のの可能性

人間たちが追い詰められ争いを繰り返す、しかしこの物語の最後では人間社会の可能性が示される。

単純に「みんな仲良く」という話ではない。

一定の距離を保って、一定のルールを設ける。

協力する場面もあれば、あえて干渉しない場もある。

キレイごとばかりではないリアルな生き方が描かれている。

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