スタディサプリ小学講座を小学4年生の息子に受講させています。
親が少しサポートしてあげるだけで学習が進みます。
学習本編はもちろん充実していますが、おまけ要素の「サプモン」というゲームも子供の興味を引いています。
学習の費用対効果は高いと感じています。学習塾に通わせるか迷っているご家庭にスタディサプリは最初の選択肢としておすすめできると感じました。
いつから使えて何が学べるか
テレビCMや電車広告などでよく見かけるスタディサプリですが、いざ使い始めようとすると色々講座があって迷います。
大まかに分類すると「小学講座」「中学講座」「高校講座」「大学受験講座」、そして社会人向けとして「スタディサプリENGLISH」が存在します。(※2019年4月時点)
サービスとしては「小学講座~大学受験講座」と「スタディサプリENGLISH」の2つです。
どういうことかというと、1ユーザ登録で「小学講座~大学受験講座」のどの講座でも選択可能です(いつでも切り替え可能)。
「スタディサプリENGLISH」だけは独立した別のサービスになっています。
今回は小学講座をご紹介します。
最大の注意点ですが、小学講座は4年生からです。1~3年生向けの講座は存在しませんのでご注意ください。
講座の内容は「国語」「算数」「理科」「社会」の4科目です。
それぞれさらに「基礎講座」「応用講座」があり、算数だけは「基礎講座(入門)」もありますので計9講座から受講できます。
講座内容は変更の可能性があります(画像は2019/4時点)
はじめ方と注意点
公式サイトにアクセスして画面の指示に従って入力するだけではじめられます。
支払いがクレジットカードになるので準備しておきましょう。
注意として、無料体験のみのつもりでもクレジットカードの登録が必要ということです。
仮に1日だけ利用して、なんとなく合わない感じがしてそのまま放置したとすると、無料期間終了の翌日(15日目)から料金が発生します。
また、利用者(子供)のIDとパスワード、管理者(親)のIDのパスワードが必要となります。
それぞれ適切に管理しましょう。
特に小学生の場合、アカウント管理、パスワード管理ということに馴染みや理解が無いケースが多いと思います(もしかしたら親も?)。
以下のことをきちんと教えましょう。
・アカウント情報は自分で管理すること
・アカウント情報を忘れるとサービスを受けられなくなること(再設定は可能)
・パスワードは自分だけのものであること
これらはスタディサプリに限らずあらゆるサービスで必要となる知識なのでしっかり教えましょう。
子供は使い方を理解すると、少し促してやるだけで学習をするようになりました。
我が家での使い方
同じアカウントでパソコンからもスマートフォン(スマホ)からも利用可能です。
我が家ではパソコンのみで利用しています。子供にはまだスマホを与えていないためです。
子供の学習状況をメールで受信しています。「まなレポメール」の設定にて受信の有無は設定可能です。
親のサポートが必要です。
子供はスタディサプリというサービス以前にパソコンに不慣れでした。
はじめのうちは学習画面まで誘導してあげます。
また、ときどき進捗状況を聞いてみたり、よくできている点をほめたり、弱点を補強してあげたりします。
アカウント設定だけして、あとは自分でやれ!という方針ではうまく継続できないと思います。
今は少しずつで学習を進めていますが、今後はもしかしたらスタディサプリを習慣的には使わなくなる時が来ると思います。
はじめる時と同様に、サービスを終了(または中断)する判断も親が適切に判断する必要があると考えています。
まとめ
スタディサプリは小学校4年生から利用可能です。
無料体験期間を利用して試すのが良いでしょう。
合わないと感じたら無料体験期間が残っていても即座に解約しましょう(解約しないと無料期間終了後には課金が開始されます)。
子供がパソコン(スマホ)に慣れていない場合はパソコンの使い方も教えましょう。
子供がアカウント管理、パスワード管理に慣れていない場合は親がきちんと教えましょう。
学習は継続が重要です、ときどき進捗状況などを気にかけるようにしましょう。
相性が良ければ大学受験まで(もしかしたらその先も?)利用可能なサービスです。
一方で合わないのに無理に続ける必要もないサービスです、利用の中断も適切に判断しましょう。
おまけ
子供に興味を持たせるためなのか「サプモン」という要素があります。
学習を進めてゆくとコインがたまって、そこコインでエサを買ってモンスターを育てる、というようなゲーム(?)らしいです。
私はあまり関与していなかったのですが、気づいたら子供がそこそこ育てていました。
アバターの着替えなどもできるようですがあまり詳しくは理解していません。
サプモンだけが目当てで勉強されても困りますがひとつのきっかけとしては問題ないと思います。
利用料について
月額980円(税別)なので塾に比べてずいぶん安い!ってのが売り文句になることがあります。
安いことは非常に助かりますし、実際問題として費用対効果が非常に高いと実感はしています。
しかし、安いからやってみる、無料期間があるから試してみる、というのはおすすめしません。
いくらサービスが良くても、うまく活用できなければ意味がありません。
月額が安いといっても、学習効果がなければ価値がありません。
あくまで学習サービスです、契約したから学力が自動的に向上する、ということはありえません。
塾をはじめるとき、参考書を選ぶときのように始めてから、購入してからそれをどのように利用するかをイメージしましょう。