岡山県倉敷市の美観地区を観光しました。
2018年7月の西日本豪雨にて同市の真備地区が大きな被害を受けました。
美観地区は幸いにも被害は限定的らしく観光に支障はありませんでした(観光客目線では被害は目につきませんでした)。
被害を受けた倉敷市を観光することが不謹慎である、というイメージがあるようです。しかし倉敷に限らず、被災地域の近くであっても観光可能であれば是非遊びに来て欲しいと地元の方は考えているそうです。
考えてみれば当然で、「被害にあったのですね、かわいそう、観光は自粛しますね」と言われても何もうれしくないですよね。積極的に観光して遊んで食べて売り上げに貢献するのがよいと思います。
ということで倉敷市美観地区を観光したおはなし(あまりオーソドックスとはいえないルートです、あしからず)。
倉敷駅からの一般的なルートは2つ
JR倉敷駅から徒歩で向かいました。
基本的なルートは2つ。1つは大通りを通る最短ルート。もう1つは商店街の中をとおるルート。
観光であれば若干遠いものの「商店街ルート」がおすすめでしょう。屋根があるし、お店を見て回るのも楽しいです。ここに到達するまでも長旅だったかたもいるでしょうから、商店街の喫茶店で休憩して美観地区観光に備えるのもいいでしょう。
酷暑のなか、第3のルートで現地へ
美観地区手前に阿智神社があります。この神社を経由して美観地区へ向かいました。
高低差もあり、かなりの遠回りです。
※一般的には上画像の青い線のルートです。今回は赤い線のルートを使用。
遠回りなうえに美観地区の中間あたりに突入します。
整備された山道をあるいて神社を経由。上写真の位置から左に進むと絵馬堂があって、そこから美観地区を眺めることも可能です(どこがどこやらわからないですが)。
倉敷デニムストリート
倉敷はデニムでも有名です。そして美観地区には倉敷デニムストリートなる小さなエリアがあります。
そこのデニムバーガーが人気らしい。
確かに人気らしく売り切れでした。まだ午前中だったのですが、残念。
他の場所でひと息つこうかと喫茶店を探しました。しかし、ちょっと出発が速かったためか準備中のお店が多くなかなか店に入れません。
ドリンクや軽食を窓口で提供してくれるお店は開店してたのですが、店内で飲食できるお店はまだ準備中が多かったです。11時オープンのお店が多いようです。
やむなくちょっと歩いてアイビースクエアのレストランまで足を運びました。
和食と洋食とでメニューがありますが、11時にならないと和食は選べない、とのこと。
デニムバーガーへの未練から、アイビースクエアでバーガーランチを注文しました。豪華バーガー。美味。
フクロウの森、ヒョウ猫の森
街並みを楽しみながら倉敷駅方面に戻ります。美観地区の入り口あたりにフクロウの森などがあります。
フクロウ、ハリネズミ、まめ柴、ヒョウ猫のいずれかとふれあう(または写真撮影)ことのできる施設です。
今回は「フクロウの森」「ヒョウ猫の森」を訪問しました。
フクロウの森ではいろいろな種類のフクロウを見たりさわったりできます。
3歳の娘もおっかなびっくりですが、フクロウを触ることができました。
8歳の息子はフクロウを手に乗せました。最初は怖がっていたものの楽しそう。
注意点もあります。入場の際には手を消毒します。
そして、上の写真にある初心者マークのついたフクロウはおさわり禁止です。まだ観光客に慣れていないフクロウらしいので見るだけにしましょう。
娘がいちばん気に入っていたのはリスへのエサやり。100円でひまわりの種を購入します。
なんでリスがいるのか不明でした。いま思うとフクロウの獲物だったのではないかと。弱肉強食。
ヒョウ猫の森はいわゆるネコカフェです。
ワンドリンク付き。
入口で手を消毒します。ワンドリンク付きで時間制限は30分とのことでしたが、今回はお客さんが少なかったため時間制限はありませんでした。
スタッフ紹介。店内をちょっと見ただけでは数匹しかいないように思えたのですが、よく見るとテーブルの下や木の上などにたくさん居ました。
ほとんどの猫が身軽にあちこち移動するなか、このネクタイ猫はどっしり構えて床面をのそのそ歩くばかり。
もしや運動が苦手?
フクロウの森、ヒョウ猫の森ともにあまり広い施設ではありません。いずれもお土産店の2階以上での営業です。しかしいずれも十分楽しめました。
最後に
倉敷美観地区の観光のご紹介でした。
あまり一般的なルートの紹介になっていないので基本を押さえたい方は他のサイトをあたるのがよいかと。
通常は白壁の街並みを楽しみつつ、人力舎や舟流しを利用するのだと思います。お土産をかったり美術館を訪れるのだと思います。