第2種電気工事士 用語のアルファベットの覚え方

投稿者: | 2018年5月25日

第2種電気工事士の勉強中です。

勉強してゆくなかで工具や器具の名称と役割を覚える必要があります。

名称に含まれるアルファベットの意味がわかると覚えやすくなるかもしれません。

備忘がてら記載します。覚えるためのこじつけもありますので、正式名称はご自身で確認してください。


単位

中学、高校でならったはずの単位もギリシャ文字が読めなかったり、なんとなく読めても意味を理解してなかったりします。

  • A:アンペア
  • V:ボルト
  • μF:マイクロファラッド
  • Wh:ワットアワー
  • MΩ:メガオーム
  • Hz:ヘルツ

点滅器

確認表示灯(L)と位置表示等(H)がどっちがどっちだったかな?となりがち。Hが「ほたる」で暗い時(電気を切ってるとき)に点灯する、と覚えるとよいでしょう。

Lを同時点灯、Hを異時点灯、と呼ぶこともあります。

  • A:自動点滅器(A:オート)
    L:確認表示灯内臓(L:ランプ(ついてつときに点灯))
    H:位置表示等内臓(H:ほたる(消えてるときに点灯))
    P:プルスイッチ(P:プル)
    R:リモコンスイッチ(R:リモートコントロール)テレビのリモコンと違い有線であり、ワイヤードリモコンという。無線の場合はワイヤレスリモコン。「リモート」に無線の意味はない。

コンセント

頻出問題なので最低でも以下は覚える。同時に刃受けの形状と配電方式、容量も覚える必要あり。

  • E:接地:アース
  • ET:接地端子:アースターミナル
  • EL:漏電遮断器付:アースリーケッジ
  • LK:抜け止め形:ロッキング
  • WP:防雨形:ウェザープルーフ
  • T:引掛形:ツイスト

照明器具

比較的直観的にわかりやすい。個人的にはダウンライトに何のメリットがあるのかわからない。美術館用?

  • CH:シャンデリア
  • CL:シーリングライト
  • DL:ダウンライト
  • H:水銀灯(H:元素記号Hg(hydrargyrum)のH。元素記号Hは水素なので勘違いしないよう。)
  • N:ナトリウム灯(N:元素記号Na(Natrium)のN。元素記号Nは窒素なので勘違いしないよう。)
  • M:メタルハライド灯(metal halide lampのM)


「E」について

電球の口金サイズはE10(懐中電灯)、E12(常夜灯)、E17(小型電球)、E26(一般の電球)、E39(大型電球)で、この「E」はエジソンの頭文字。

ねじなし電線管の記号も「E」これはアースのEらしい。由来はねじなし電線管は管相互の接続でラジアスクランプを使用しなくても接地(アース)が取れるから、らしい。

電線の接続に用いる圧着スリーブも「E」形。なぜEなのかはわかりません。他にもB形、P形があるようです。スリーブの形状とアルファベットの形状が似ているとの説もありますが、あまり似ていないように思います。

おなじアルファベットですが意味するものが違います。文脈から判断しましょう。

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