ドラクエ10をやめられない、やめきれない
ドラゴンクエスト10は2012年8月2日に発売されたオンラインゲーム。私が始めたのは発売同月の18日。ときどき中断はあれど、かれこれ5年以上遊んでいます。
ドラクエ10をやめました
長く遊んでいますが、近年はまったく熱中はしていません。むしろ何の楽しみもないのにもかかわらず惰性でログインしていました。
最近のコンテンツは全く触れていません。
UI(ユーザインターフェイス)のシンプルさとはウラハラに、個別のコンテンツごとの約束事が多すぎてライトなプレイヤーの私には理解できないことも多くなってきていました。
また攻略サイトを見ればアタマでは「理解」できるコンテンツであってもゴールドがないと実質的に参加できないコンテンツも多くあります。膨大な手間と時間をかけて金策するだけの気合はありませんでした。
新しいコンテンツ、新しいボス、新しいアクセサリーが出るたびに、だんだんとつまらなくなっていくようでした。
課金の自動継続をしながらも、まったくログインしない日々が続きました。
そして、とうとう課金の自動継続をやめました。
ドラクエ10はやめるべき?
投資の世界に「損切り」という言葉があります。
ドラクエ10は月額1000円。そして「お金」以上に多くの「時間」を費やすゲームです。楽しめてもいないのにいつまでもゲームを続けると「お金」も「時間」も無駄にすることになります。
単純計算でも1000円/月を5年だと、6万円。さらにパッケージ代金もかかっています。
時間は2500時間以上。簡単な資格試験は200時間程度の学習で合格するといわれています。この時間を勉強に費やしていれば10個以上の資格が取れていたかもしれません。
「今までこんなにお金も時間もかけてきたのだから、やめてしまうのはもったいない。損だ。」ってのはバカの考え方。すでに楽しめていないのですから躊躇なくやめてしまうのが得策です。
そして自然体でログインしなくなっていたのです。
ドラクエ10をやめられなかった
あるときTwitterか何かでドラクエの話題に触れました。そしてドラクエ10の存在を思い出しました。課金が切れているので普通のオンラインゲームだと遊べません。
しかしドラクエ10にはキッズタイムという制度があり、1日のうち決まった2時間だけ課金なしでログイン可能です。
ちょっとだけ遊びました。特に新しいこともせず、いつものとおり強戦士の書で試練の門を一巡しました。
考えました。「キッズタイム」ってのは「キッズ」のための制度であって、「おじさん」の私が定常的に遊んでいい制度ではない。と。
課金を再開しました。目的もなく。なんとなく過ごすには悪くない、5年間慣れ親しんだ世界でした。
ちょっとだけ雑談できるフレンドも居ました。
「キッズ」タイムがなんだと言い訳をして課金を再開しました。まだ心残りがあるようです。
運営はこのサービスを10年続けたいといっているそうです。あと5年、ちょっとだけ期待しつつ、課金と課金切れを繰り返しつつ、気まぐれに遊び続けてみようと思いました。
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