ダイハツタントをスプレー塗装でキズ隠ししたのでメモ。
素人仕事なので参考程度でお願いします。
もくじ
- 用意したもの
- 用意したけど失敗だったもの(技術不足です)
- 色の確認方法
- 手順
- 今回の作業で知った知識
用意したもの
- カッターナイフ
- 紙やすり(耐水ペーパーの600番、1200番、2000番)
- コンパウンド(極細)
- シリコンオフ
- プライマー
- プラサフ
- 塗料※色の確認方法は後述
- クリアペイント
- ボカシ剤
- マスキングテープ
- 新聞紙
- ウエス(いらない布とかタオルとかキッチンペーパーとか)
- きり吹き
用意したけど失敗だったもの(技術不足です)
紹介はしませんが、以下の商品が手軽に見えたので一度試しています。
そして見事に失敗、ちょっと近づくと明らかに筆で塗ったのがわかる残念な仕上がりになりました。
やり直すためには失敗の塗装を剥離するという余分な手間がかかります。
- タッチペイント
- エアータッチ
色の確認方法
以下のサイトをご参考に
<外部リンク>99工房 カラーナンバーの調べ方
わたしのタントの場合はボンネット内でした。
T19らしい。
手順
- カッターナイフで大きな段差を削り取る
- マスキングする
- マスキングテープでフチ取りしてさらに広い範囲を新聞紙で覆う
- やすりをかけて段差をなくす
- 段差がなくなるまで削る(キズが深くて削りきれませんでした、今回はあきらめる)
ヤスリがけのコツ
- 荒い(数字の小さい)やすりからはじめて細かい(数字の大きい)やすりに切り替えてゆく
- 荒いやすりは狭い範囲で始まて、細かいやすりに切り替えるたびに少しだけ範囲を広げる
- 削る方向は縦と横のみ、斜めや回転は不要(理屈はわからないがそういうものらしい)
- 角の部分は意識して弱く削る、なんとなく削ると角は力が加わって過剰に削れてしまうため
- シリコンオフで脱脂する
- プラサフで下塗りする(インターバル20分で4回)
- 色を塗る(インターバル20分で3回)
- クリアを塗る(インターバル20分で2回)
- 最後のクリアを塗る、ボカシ剤も使う
- 2000番の耐水ペーパーで磨く
- 極細のコンパウンドで磨く
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今回の作業で知った知識
筆でぺたぺた!、スプレーでシュッシュ!では終わらない
正直なところ筆ペタ、スプレーシュッ!で終わると思ってましたが全然違いました。
お金があったらそもそも板金屋に頼むのがよい
手間もコストも技術も必要でした、板金屋に頼むのが確実と思いました(お金さえあれば)。
(というかそもそも「板金屋」さんの仕事を知らなかった)
自分で塗装するならば自己責任
思いのほか技術が必要で、失敗するとなかなかかっこ悪い仕上がりになります。
自分で塗装するなら自己責任であることを認識する必要があります。
自分で塗装して板金屋にゆくと余計な費用がかかる
試しに自分でやってみて、失敗したら板金屋さんにお願いするといいのでは?と
思うかもしれませんが、費用が余分にかかることを覚悟してください。
キズをそのまま修理するだけでなく、失敗した塗装を剥がすという手間が発生するため追加コストが発生します。
最後まで自分でやりきるか、もしくは気持ちよくお金を払ってください。
ボカシ剤の塗布順序は前派と後派がある
全体の塗装でない限り、元の色の部分と自分で塗装した部分との境界線が発生します。
この境界線を目立たなくするために「ボカシ剤」を使います。
このボカシ剤の使う手順に、塗装前派と塗装後派があるようでした(正解は不明なので気になる方はググってください)。
ヤスリの番手の使い方は人によって違う
素人が荒すぎる番手を使うと削りすぎてしまいます、しかし細かすぎるといつまでも削れません。
今回私は600番/1200番/2000番と使いましたが、320番や3000番を使う方もいるようでした。
広範囲を塗装するならレンタルガレージという手もある
困ったのが塗装スペースです。住宅街なので周辺にご迷惑をおかけするわけには行きません。
狭い範囲の塗装を風の無い日に行うのであればある程度許容してもらえるでしょう。
そうでない場合はレンタルガレージを借りて塗装する、という手もあるようです。
(私は田舎に帰省したタイミングで塗装しました。)
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