JAVADA(Japan Vocational Ability Development Association:中央職業能力開発協会)の
ロジスティクス検定(通称ロジ検)の
ロジスティクス・オペレーション3級を受けてみました。
書籍価格は2021年時点で(2900円+税)のはず、Amazonでプレミア価格になってたらhontoでの購入もご検討ください、こっちだと定価のはず)
ロジ検概要
ざっくり概要。
試験区分は4つ
- BASIC級(後期のみ)
- 3級(前期/後期)
- 2級(前期/後期)
- 1級(前期のみ)
とあります。
毎年度、前期が10月、後期が2月です(実際の予定は公式サイトでご確認を)
基本的な対策は以下。
書籍で学習
書籍が公式(標準テキスト)しかありません(たぶん)。
(他を探しても見つからないし、試験会場で他の受験者もみんな同じテキスト開いてるし。)
標準テキストを買ってとりあえす2回ほど読みます(意味わからんくてもいいのでとにかく2回読む)
過去問で練習
過去問を公式サイトからダウンロードします(PDF形式)。
<外部リンク>ビジキャリ – 学習支援 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
ページ下部に過去4回分程度が公表されています(2021年時点)。
過去問からの出題が多くあります。繰り返し練習しておきましょう。
おおむね60%の正答で合格です。
全40問なので24問程度を正答できれば合格の計算です。
練習では30問前後正答できるようになっておくのが良いと思います。
小手先のテクニック
試験合格に一歩でも近づくための小手先のテクニックをご紹介。
選択肢のうち「正しいもの」「間違ったもの」のどちらを選ぶのか注意する。
当たり前に聞こえますが大変重要です、私は問題文の「適切/不適切」「該当しない/該当する」の部分を〇で囲み間違えないようにします。
まったくわからないときも文面で判断する
まったくわからない場合、以下の基準で答えを選びます。
「~なければならない」「必ず~する」など極端な表現は間違いであることが多い。
「無償で」「~さえすれば」などの表現も間違いであることが多い。
また、物流の知識がなくとも常識的に考えて答えを推測できるケースもあります、あきらめずに読み解きましょう。
覚えておくこと(私の独断)
覚えておくと得点につながりそうなポイントを記載。
(正)国際海上コンテナのISO基準では、1AA(40ft)の最大総質量は30,480kgである。
(ポイント)正しい。1AAも1AAAも30,480kgです。1AAと1AAAの違いは高さで1AAAの方が高くなっています。(標準テキストP46参照)
(誤)10tコンテナを利用する場合のレール運賃は、トン単価(コンテナ貨物賃率)×運賃計算トン数で計算し、その際の運賃計算トン数は10tを適用する。
(ポイント)誤り。10tコンテナを利用する場合は、トン単価×運賃計算トン数で計算するが、その際の運賃計算トン数は8.5tとなります。「10tコンテナ」という名称は通称で、実際には10t積載できません。5tコンテナが12ft、10tコンテナが20ftであることからも推測できます。5tコンテナの運賃計算トン数はそのまま5tです。(標準テキストP231参照)
(正)PS(ポリスチレン)を発砲させたEPSは、緩衝・固定材として使用されている。
(ポイント)正しい。PSは「食品トレー」など。EPSは「発砲スチロール」。表面保護材としてはPE(ポリエチレン)フィルムが多く使用される。(標準テキストP22参照)
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